『喫煙か過食か、などテーマを絞って書かれたほうが良かったのでは?』
深酒、喫煙、過食。
現代に生きる我々はやたら退廃的なるものに囲まれ、それを排除して生活することの難しさに、
既に抵抗を諦めているかのようだ。
そんな読者に贈るはずの、健康心理学の草分である著者によるこの本、学生相手の講義のようで、
今一つの感じ。
段階的変化モデルによると、無関心期、関心期、準備期、実行期、維持期があるという。
例えて言うなら、この本を読むからには、読者はすくなくとも関心期以上のステージにいるはずだ。
私は、そのステージをひとつ上げてくれる様な本であると誤解をしていたようだ。
読者層の想定が不十分で、結果、論点が散漫になっているのではなかろうか。
ちょっと残念。