『名著である!』
酒も煙草も、必ずしも人間が生活していく上において必要不可欠なものではありません。嗜好品とよばれるものは、本来が個々人の嗜みであって他人様からとやかく言われる筋合いのものではありません。もちろん、これには社会生活上のモラル(ルール)の遵守が最低条件です。
この著者は、酒も煙草も適度に嗜む範囲であるならば可であると語っております。また、害ばかりではなく益もあることを切々と訴えております。
古来、禁酒法及び禁煙法は時の権力者により何度も発令しましたが、気がつけば何れも自然消滅している史実が厳然としてあります。
一見、無駄と思えるものを愛する心こそ「文化」とよべるのではないでしょうか。愛煙家として、この本は本当に救われる気持ちになります。